芸人ドラフト会議を自分なりに分析してみる。

第1回・第2回の結果も探してきたので、それと合わせて。
(以下:敬称略)

第1位指名

有吉1 「ブラマヨ小杉」→「おぎやはぎ矢作」
亮   「ブラマヨ小杉
出川  「高田純次
上島  「土田晃之
大吉  「フットボールアワー後藤」
山崎  「おぎやはぎ矢作」→「ブラマヨ小杉
大久保 「FUJIWARA藤本」
狩野  「おぎやはぎ矢作」
ジュニア「フットボールアワー後藤」→「有吉弘行
設楽  「ブラマヨ小杉
後藤  「次長課長河本」
有吉2 「フットボールアワー後藤」

第1回では、「ブラマヨ小杉
第2回では、「おぎやはぎ矢作」
第3回では、「フットボールアワー後藤」が重複と、

全体を見れる能力の高いツッコミのメンバーを1人抑える人が多く、
唯一、全大会で重複がある指名順位。
そんな中、ハズレ1位でツッコミ要素の薄い有吉を持ってくるジュニア。

第2位指名
有吉1 「清水ミチコ
亮   「ブラマヨ吉田
出川  「勝俣州和
上島  「カンニング竹山
大吉  「バカリズム
山崎  「次長課長河本」
大久保 「バナナマン設楽
狩野  「小島よしお」
ジュニア「ますおか岡田」
設楽  「南海キャンディーズ山里」
後藤  「アンガールズ田中」
有吉2 「FUJIWARA藤本」

全体的には、オールラウンダーが選ばれる傾向が強い巡目。
1位の軸になるツッコミに対して、ボケやいじられたりすることも出来るツッコミだったり、
ボケだけれどもツッコミが出来るような人という形。

特筆すべきは、「ドラフトでの競合を恐れて」の前置きがあるものの、
アンガールズ田中を選んだ後藤。
コンビを揃えた亮のブラマヨ吉田とは違い、完全に単独のボケとして2位に持ってきている。

大吉のバカリズムもボケとして選んでいる感はあるけど、
バカリズムもMC経験がしっかりある。そういう中で、田中を2位で取ってきているあたりに、
ちょっとした失敗感と、自分がツッコミだから動けるアドバンテージを感じるのだが。

第3位指名
有吉1 「次長課長河本」
亮   「オセロ中島
出川  「品川庄司品川」
上島  「小池栄子
大吉  「南海キャンディーズ山里」→「清水ミチコ
山崎  「カンニング竹山
大久保 「チュート徳井
狩野  「南海キャンディーズ山里」
ジュニア「勝俣州和
設楽  「ハリセンボン近藤」
後藤  「千鳥ノブ」
有吉2 「サンドウィッチマン伊達」

2位と同じようなメンバーが選ばれる巡目。
1・2・3は本当にコマが全体的にも十数人の中から、
どの組み合わせを実現するためにはどの人を選ぶか?

関東人としては千鳥ノブがちょっと弱いような印象を受けるけど、
時間がたった時に評価が変わっているのかもと。
また、回が進むごとに「ツッコミに対する縛り」というか、押さえ方が強まっている印象。

ちなみに、ここまでの3人をつなげると

有吉1 「おぎやはぎ矢作」「清水ミチコ」「次長課長河本」
亮   「ブラマヨ小杉」「ブラマヨ吉田」「オセロ中島
出川  「高田純次」「勝俣州和」「品川庄司品川」
上島  「土田晃之」「カンニング竹山」「小池栄子
大吉  「フットボールアワー後藤」「バカリズム」「清水ミチコ
山崎  「ブラマヨ小杉」「次長課長河本」「カンニング竹山
大久保 「FUJIWARA藤本」「バナナマン設楽」「チュート徳井
狩野  「おぎやはぎ矢作」「小島よしお」「南海キャンディーズ山里」
ジュニア「有吉弘行」「ますおか岡田」「勝俣州和
設楽  「ブラマヨ小杉」「南海キャンディーズ山里」「ハリセンボン近藤」
後藤  「次長課長河本」「アンガールズ田中」「千鳥ノブ」
有吉2 「フットボールアワー後藤」「FUJIWARA藤本」「サンドウィッチマン伊達」

こう並べると、「ツッコミ本体で笑いが取れる」
というスキルがある人というのが多いと思う。

その中で、全体を進行できる矢作・後藤・土田のような正統派や、
小杉・山里・近藤・竹山のように、いじられポイントのあるタイプ、
どこからでも切り込める藤本・岡田タイプが居る。
また、安定感のあるオールラウンダーとして、勝俣・河本が複数回選ばれている。

その中、選ばれた2度とも抽選で外れた後という、救急の修正役として、
清水ミチコが選ばれている点にも注目したい。
芸風自体には毒があるものの、圧迫感の無い大御所として人気があるようです。


第4位指名
有吉1 「堀越のり
亮   「東野幸治
出川  「ネプチューン堀内」
上島  「タカトシトシ」
大吉  「次長課長 井上」
山崎  「伊集院光
大久保 「高田延彦
狩野  「田村淳」→「板東英二
ジュニア「高島彩
設楽  「マツコ・デラックス
後藤  「ドランクドラゴン 鈴木」
有吉2 「熊田曜子

3位までとは代わり、一気に違うメンバーが揃った巡目で、
ここからそれぞれのカラーが出てくる所であり、
東野・伊集院・高田・坂東・マツコと、ご意見番的なポジションのメンバーが増える。

また第3回大会の中で一番評価の高かった「アシスタント・高島彩」や、
有吉が2回ともここでアシスタントとして頑丈なグラビアアイドルを選んでいる。


第5・6・7位指名
有吉1 「森三中黒沢」「蛭子能収」「ムーディ勝山
亮   「DAIGO」「ベッキー」「山崎邦正
出川  「ますおか岡田」「おぎやはぎ小木」「磯野貴理
上島  「タカトシタカ」「小倉優子」「丸山和也
大吉  「松岡修造」「氷川きよし」「フット岩尾
山崎  「有田哲平」「小倉優子」「高橋英樹
大久保 「クワバタオハラ小原」「アンジャッシュ渡部」「山崎樹範
狩野  「関根麻里」「つるの剛士」「柳原可奈子
ジュニア「オアシズ大久保」「130R 板尾」「ローラ・チャン
設楽  「キンコメ高橋」「トリンドル玲奈」「狩野英孝
後藤  「中村玉緒」「YOU」「優香」
有吉2 「くまだまさし」「蛭子能収」「島崎和歌子」 

三巡目分まとめてみた。
ここに来て、ある程度しっかりした土台の上に
自分が思うような一番の飛び道具を持ってくるようなターン。
4位までに選んだメンバーとは違い、どうなるのか?という期待感を煽るメンバーを選びたい所。

1回では上島がタカトシを揃えていたけど、もうちょっと難しいだろうな〜と思ったり、
2回ではザキヤマの有田、大吉の氷川といったコネで一人持ってくるというのが合った。

3回のジュニアが選んだ「大久保・板尾・ローラ」のバランスの良さが評価される一方、
調子のよかった後藤の「玉緒・YOU・優香」で小さくまとまってしまったり、
有吉の「蛭子シフト化現象」で方向が変わってしまった所がある。

第8位指名
有吉1 「雨上がり蛍原」
亮   「梅沢富美男
出川  「ダイヤモンドユカイ」
上島  「ダチョウ肥後」
大吉  「栗原あゆみ
山崎  「MEGUMI
大久保 「マツコ・デラックス
狩野  「劇団ひとり
ジュニア「Bコースタケト」
設楽  「六角精児」
後藤  「JOY」
有吉2 「雨上がり蛍原」


ジュニア
有吉弘行」「ますおか岡田」「勝俣州和」「高島彩
オアシズ大久保」「130R 板尾」「ローラ・チャン」「Bコースタケト」

まぁ、抽選負けがあるにもかかわらずパーフェクトな布陣だと思われるが、
もう少しツッコミが合ったほうがいいのでは?と。

ジュニア自身がどんどん突っ込んでいくのだろうけれど、意外とワンパターン化してしまいそうな。
有吉out 後藤in すれば本当にいいバランスになるのだが、
このツッコミ不足感をタケトが解消すれば、本当にそこから売れていくのだろうなと。

御殿系の王道トーク番組としてすごく見てみたい。


設楽
ブラマヨ小杉」「南海キャンディーズ山里」「ハリセンボン近藤」「マツコ・デラックス
「キンコメ高橋」「トリンドル玲奈」「狩野英孝」「六角精児」

小杉・山里・近藤・設楽の4人で十分に回ってしまう感じはする。

内Pみたいな感じの、即興系のお笑い番組になったら面白いと思うが、
そうするとマツコの大物感がちょっと邪魔かなぁと思うし、
プレイヤー側にローラとかが居るほうが興味あると思う。

マツコoutとして、オリラジ中田とか、スリムクラブ真栄田とかが来て
深夜番組かな〜。

後藤
次長課長河本」「アンガールズ田中」「千鳥ノブ」「ドランクドラゴン 鈴木」
中村玉緒」「YOU」「優香」「JOY」

ふわふわと形容されたようにちょっと中途半端になってしまった感。

田中・鈴木の飛び道具のような面白さを活かすとすれば、
玉緒、JOYoutとして、笑い飯・つぶやきinとかするのだろうけれど、

そもそも日曜10時だったら、田中・鈴木と揃えるのは辞めて、
もう一枚面白いアイドルを呼ぶ方がいいような気がする。

アイドルでは誰も思いつかないんだけど、
鈴木out TMの西川inとか。

個人的には後藤さんにはガッツリボケに囲まれて欲しいので、
NON STYLEとか、チュート徳井とか、そういうあたりとかをついて
しゃべくり007っぽくなってくれればいいのに。

有吉
熊田曜子」「くまだまさし」「蛭子能収」「島崎和歌子」「雨上がり蛍原」
フットボールアワー後藤」「FUJIWARA藤本」「サンドウィッチマン伊達」

この人は普通に蛭子能収さんが好きなんだろうな〜と思うのだけど、
蛭子・島崎outでいいような気がする。

ってか、もう眠いw